地元
10月の頭に高校時代の親友の結婚式にお呼ばれして、地元に帰った。
久しぶりに会った地元のメンツはみんなちょっとずつ角がとれて丸くなっていた。
多分俺もみんなにそう思われたんだと思う。
新郎は昔からめちゃくちゃ面白くて、授業中に「ぐりとぐら」を読んでてもおっかない体育教師に「おまえ本読んでんのか、偉いな」って褒められるようなヤツだった。
その日も新婦さんがブーケトスした後にそいつはブロッコリーを投げてた。
やっぱり意味がわからなかった。
初対面で鏡越しにメンチ切ってくるようなヤツも大人になると大切な人と結婚するんだなって、感慨深かった。
1枚目は幸せな写真。
2枚目は元ルームメイト小林くんのせいで嘘泣きがバレた写真。
そんで今月もまた違う親友の結婚式に行って来た。
メンツはまったく同じ。
2ヶ月前の熱もまだ冷めぬうちにまた結婚式ということもあって、なんかチューニングがビタって合ってしまったのか、号泣してしまった。
廊下で肩ぶつけて睨みつけてくるようなヤツも大人になると大切な人と結婚して家庭を築くんだなって、感慨深かった。
合唱コンクールの順位発表の時に泣き崩れてる指揮者のところに真っ先に駆け寄って行った彼の姿を今でも鮮明に覚えているし、俺は彼のそんなところが大好きなんですって奥さんにも話せて良かった。
2人とも心からおめでとう。
大好きな2人が大好きな人と結婚して幸せになってくれるのが、俺は本当に嬉しいよ。
また2ヶ月後には小林の結婚式か。
余興、なんも決まってないな。
このままいくと本当に日本酒一気飲みになっちゃうぜ(そんなわけないよ)。
さて、今年もあと数週間、ゆる〜くやるべ〜。